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gooブログ”Various Topics 2"より引っ越し(2025年8月24日)

隣席のフランス人

4月3日から8日までの「初めてのお使い」ならぬ「初めての一人旅」も無事行って帰ってきました。

まあ、現地では友人達と一緒だったので、厳密な意味で言えば「一人旅」とはいえませんが、一人で飛行機に乗って外国に行くこと自体(国内旅行でさえ一人でしたことがない)は初の経験でした。

外国に行く楽しみは、現地の人や、見ず知らずの人と触れ合うことです。その第一歩が飛行機ですが、今回は一人ということもあって特に「隣席が良い人に当ると良いな・・」と願っていましたが、その甲斐あってか、日ごろの行いが良い(!?)せいか、願いが叶いました。

飛行機の隣の席は、日本で働いている家族に合いに行った帰りの50代と見られるパリ在住のフランス人。英語もほとんど通じないし、飛行機もあまり慣れていない様子。私はフランス語ができないので言葉によるコミュニケーションは取れなかったけど、表情や身振り手振りで彼女と意思の疎通を図りました。

ファッショナブルな外見と裏腹に案外そそっかしい彼女。機内食の蕎麦についていた麺つゆをメインディッシュにかけてしまったりしていました。

私は自分の食事に忙しくて、それに気がついたのは彼女がメインディッシュを食べ終え、蕎麦のケースを開けようとした時です。蕎麦の食べ方をレクチャーしようと彼女のトレイを見ると、麺つゆの袋はもう使われていた後でした。

身振りで、「麺つゆをスチュワーデスさんに貰いましょうか?」という私に首を降る彼女。「大丈夫よ」という感じで何もかけない蕎麦を一口食べて首を振り、苦笑いしていました。

(それにしても、日本の航空会社も日本の食べ物を出すときは何かしら簡単な説明書をつけるか、もう少しわかりやすく配置する必要があるのでしょう。実際きちんと麺つゆを使った日本人でさえ、蕎麦を食べ終わってからパンの下敷きになっているわさびや刻みのりを発見していた人も少なくなかったようです。)

それ以外にも、機内食のお寿司のビニール袋と格闘しているのを助けたり、スチュワーデスさんとの間で通訳したり(考えてみれば彼女はフランス語でスチュワーデスさんに話せば良いと思ったんですが、とてもシャイな人のようでした。)、言葉ができなくても彼女とは楽しい時間を過ごせました。

何より素敵だな、と思ったのは、目が合うたびに彼女の顔に広がる笑顔。日本人の照れ隠しのような曖昧な笑顔とは一味違った笑顔です。

彼女と言葉が通じればもっと楽しかったかもしれませんが、言葉が通じなければ通じないでも何とかなるものです。ま、お互いが一人旅だったから出来たことでもあるでしょう。